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景色も人情も温泉も。 菊鹿の良宿

その宿、旅人の“こころのふるさと”

創業からおよそ半世紀。のどかな田園風景を一望できる丘陵地に『恵温泉旅館』はあります。本館と宿泊棟(離れ4部屋)で構成する旅館には、コロナ禍の今日にあっても地元客をはじめ、近県(福岡など)からの訪問者が絶えません。「いわゆる観光旅館や近年注目されているデザイナーズホテルなど、それぞれの良さは私も承知するところですが、当館はそのどちらでもないと思っています」とは田中大海(ひろみ)さん。同旅館の2代目であり、社会福祉士の国家資格をもつ若き当代です。「祖父の後を継ぎ旅館の経営に携るなかで思うのは、“建設業”を営む父と“福祉事業”を担う母が、ともに地元に根ざした社会事業に携わってきたことで、旅館もまた“地域のための憩い場”でなくてはならないということ」。さらに「自分自身も菊鹿という町に育てられ、成長させてもらった」と付け加える田中さん。地元への深い愛情が、現在の『恵温泉旅館』のサービス精神や空間の至るところに反映されています。

眺望とともに、やわらかな湯を堪能

旅とは日常の慌ただしさから心を解放するひとときです。“こころのふるさと”を掲げる『恵温泉旅館』は、やわらかな泉質の源泉とともに、四季の景観とプライベートな時間の流れを心ゆくまで堪能できる部屋(個室)を備え、訪問者の心身を優しく癒します。

立ち寄り湯のみでも利用できる大浴場(※)の泉質は独特のとろみのあるアルカリ単純泉。湯上がり後のつるつるとした肌質を感じられる自慢の“自家源泉”です。また、大浴場から続く露天風呂では、心地よい風を受けながら菊鹿の田園風景をはじめとする折々の自然を一望できます。さらに、近年人気が高まるサウナを男性用浴室に設置。併設した水風呂と交互に“温冷交代浴”をしながら、血行促進や自律神経を整えることができます。コロナ禍にある現在とはいえ、“近所の温泉”として慣れ親しむ地元利用者が多く『恵温泉旅館』では消費税増税後も、従来価格(350円)を維持。“地域のお風呂”として立ち寄り湯を提供しています。

※入浴料350円

異なるコンセプトをもつ”離れ“の風情

宿泊は趣のある4つの部屋で。一棟ごとにコンセプトを設けた客室は、同旅館を象徴するおもてなしの表れです。純和風でありながらモダンな印象の「桜の間」、大人6人がゆっくりと寛げる広々とした「松の間」、和の落ち着きを優しい光で演出する「竹の間」、木のぬくもりにあふれる「梅の間」。2020年の大規模リニューアルで誕生したその4部屋は「訪れた人の安らぎ」を念頭に設計され、山鹿市内で有数のホスピタリティを提供。全室に趣向の異なる内風呂と露天風呂を完備した点も、同館ならではのおもてなしの形です。

これぞ滋味。四季の郷土料理

県内各地から選りすぐった食材とともに菊鹿の山里の旬をふんだんに使った料理の数々。「食」は『恵温泉旅館』が長らく支持され続ける理由のひとつです。料理長を中心に田舎のおばちゃんたちが作る料理は、豪華というより滋味といった風情。栄養バランスはもちろん、誰しもの心にある故郷の味を想起させるような“優しさ”がどの料理にも感じられます。一方、館内には、最大100名を収容できる大中小に分かれるの宴会場も。田中さん曰く「これも地域のかたのご要望に応える形で新設した」そう。「お湯、宿泊、食事。どれをとってもこの宿らしさを感じていただくことは大切。いつかその人の思い出の場所になることを願って、お客様一人ひとりの心に寄り添える宿でありたいですね」。心のよりどころとなる宿。それは、過度な演出やもてなしでなく、ホスト側の「おかえりなさい」という温かな懐に対して、自然と「ただいま」と返したくなる安らぎなのかもしれません。

恵温泉旅館
熊本県山鹿市菊鹿町池永105-1
0968-48-3538
完全予約制(立寄り湯は予約不要)
第1水曜休

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