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奥山鹿の名湯を心ゆくまで堪能する

山鹿の由緒ある温泉郷「平山温泉」

山鹿市中心部から車で北上すること15分。それまでの広大な田畑風景が次第に途切れかかるポイントまで来ると「平山」と書かれた標識や旅館名を掲げた看板などが視界に入ってきます。悠久の温泉処として知られる「山鹿」にあって、市内中心部に点在する「山鹿温泉」と分けて語られることの多い「平山温泉」。現在、およそ20の旅館や民宿でなる温泉郷には、近県をはじめ、全国各地から観光客が訪れます。

ぬるり、とろり。山鹿温泉の最たる魅力といえば、独特のやわらかな泉質です。”美肌の湯”とも称される、肌に絡みつく湯は、平山温泉もまた同じ。硫黄分を含むアルカリ性単純硫黄泉であることからも、神経痛やアトピー性皮膚炎、外傷など、文字どおり湯治としての高い効能を誇ります。一方、およそ1300年以上も前の伝承によると、かの戦国武将・加藤清正公も平山の湯を訪れたとされ、ここが由緒ある歴史をもつ地であることがうかがえます。

折々の自然景観に溶け合う隠れ宿

「山鹿の奥座敷」とも呼ばれ、大自然と和の情緒をまとう湯の里・平山。街なかの喧噪と無縁の地とあり、点在する旅館や民宿のそれぞれが、大らかな自然景観の一部として溶け合っているかのようです。

表に建つ藏造りの建物(フロント棟)が若竹や紅葉などで覆われた『一木一草』も平山温泉を代表する旅館のひとつ。フロント棟は、江戸末期から明治時代に造り酒屋として栄えた醸造家の酒蔵を移築(2003年)したもの。山鹿の代名詞である芝居小屋「八千代座」の改修を担った宮大工も工事にかかわっており、幾重にも通された梁の重厚感をはじめ、和の建築意匠を余すところなく味わうことができます。客室は全室個室風呂付きの8室。うち7室には露天風呂と内湯の2つの湯舟があり、一室には巨石をくり抜いた石風呂も。それぞれの客室に明確な空間テーマが設けられていることも特長です。

中でもとりわけ、欅(けやき)をふんだんに使用した回廊付きスイートルーム「草庵」は、明治時代の旧細川藩由来の美しい純和風建物を移築した、いわば歴史文化財としての価値も有する空間。紅葉、檜を基調とした情緒的な魅力を放つ室内は、囲炉裏間を備え、欄間彫刻やユニークなデザインを施したモダンな客室など、多彩な趣を感じられます。

山奥でかなう最新型のフィットネス体験

『一木一草』の宿泊者はもちろん、日帰り客も利用できる立ち寄りスパ施設『華の番台』。10月にリニューアルした空間は、それまでのオールハンドによるエステや豊富なメニューを取り揃えたレストランに加え、コロナ禍でニーズの高まる「フィットネス」のサービスが新たに加わりました。施設では最新型のランニングやビルドアップマシンをはじめ、コロナ禍でも安心してフィットネスに集中できるミラー型のオンライントレーニングデバイスを導入(利用時間は一人一時間まで)。宿泊棟の和のムードから一変するリゾート空間で思い思いのプライベートを過ごす幸福感は、一般的な温泉施設では味わうことのできない愉しみです。

四季折々の自然に抱かれ、心身を解放するひととき。何かと慌ただしい日常から離れるなら、ここはひとつ、山鹿の奥座敷・平山温泉郷へ。同旅館の湯に浸り、自然のあらゆる音に耳を澄ませ、静かに目を閉じたなら、あなただけの至極の時間のはじまりです。

shop info

一木一草
熊本県山鹿市平山4995-1
0968-43-1013
●宿泊
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
●立ち寄り湯
10:30~14:00(要電話確認)
不定休

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